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昭和40年代の中学生 第18話 [青春小説]

第18話

☆貞子が我が家に下宿する

ジョーケンの家に、従兄弟の貞子が下宿してた来た。
18歳のピチピチ娘だ。
美人では無いが、化粧の香りや香水の香りに刺激されていた。
毎朝、弁当を作ってくれる様になり何と無く楽しいジョーケンだった。

貞子は、良く見るとソバカスが有った。
色は白い方では無かったが、健康体だ。
声はもの凄く綺麗な声をしていて、電話の声を聞くともの凄く可愛い女性を想像してしまう。
一度で良いから、風呂に入っている所を覘いて見たい。
姉や妹の裸は見た事が有るが、貞子は別だ。
きっと、興奮するに違いない。

夜遅い時間でも、用も無いのに耳を澄まして貞子の寝息を聞きたいと思っていた。
風呂に入っている時は、こっそりと部屋に忍び込んだりしていた。
出来れば布団に潜り込みたい位だ。
それでも、1ヶ月も過ぎてしまうと余り気に成らなくなってしまった。
兄弟と同じ様な感覚に成ってしまうのだ。
平気で、貞子の前でおならも出来る様に成った。
おならをすると、決まって貞子は鼻を摘みながらジョーケンの背中を叩く。
何と無く、叩かれたジョーケンは気持ち良かった。
大人の女性は、同級生の女生徒より数段手も柔らかいし機会が有る毎に触っていた。
休みの日は、一緒に遊ぶ事も増えて来た。
弟や妹は、かくれんぼや縄跳びをして遊んでいた。

貞子が縄跳びをすると、胸が揺れる。
これは、もの凄く刺激的な眺めだ。
ジョーケンは、貞子が縄跳びをしている姿を想像して何度も抜いていた。
かくれんぼの時は、わざと貞子の部屋の布団に隠れた事も有る。
良い匂いがした。
ジョーケンの汗臭い匂いと、飼い猫の匂いよりははるかに気持ち良い。
一緒の布団で眠れたら、最高に幸せだと思う。
そんな想像をしていたが、貞子にも男が居る事が分かった。
恋人かな。
時々、男から電話が掛かって来ていた。
余り、気分の良いものではない。
これが、嫉妬なのか。

それでも、1年も経過した頃には、何の意識もしなくなった。
ジョーケンは、再び中学の女生徒へ心が動き始めた。

かくして、貞子への想いは薄れて行ったのである。

つづく


タグ:年上の女
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