昭和40年代の中学生 第17話 [青春小説]
第17話
☆幸代に嫌われた
トイレでスッキリして、野球の練習に戻ったジョーケンは、抜いた後すこぶる体が軽くなり調子が良くなる事を実感していた。
これからも、試合の前には必ず抜いてスッキリして勝負する事が良いと考えた。
しかし、悲劇は練習後に何の前触れも無くやって来た。
練習が終わって部室で着替えて、教室に立ち寄った。
美子が直ぐにやって来て、幸代にパンティ丸見えの事をジョーケンに言われたと言った様である。
美子は、笑いながら幸代が喋らなく成り、非常に怖い顔に成った様である。
美子によると、そんな所を見る奴は嫌いだって言っていた様だ。
勝手に見せといて、怒っているとは・・・・・・
女生徒の気持ちが解らなく成って行くジョーケンだった。
どうしても、可愛い幸代と仲良くなりたいジョーケンは、じっと我慢をするしかない。
帰りかけた時幸代と会ったが、そっぽ向かれて寂しい思いをした。
パンティを見ただけなのに、何でこうなるの。
暫く、寂しい思いをする事に成る。
美子には、俺は悪くないよな。
何でかな。
良く誤っといて。
訳の判らん会話をしていた。
それだけ動揺していたと思う。
このままだと、非常に寂しい事に成る。
家に帰る自転車ロードも、何と無く無気力で悲しい帰路に成った。
夜の食事時に、父から従兄弟の貞子が来週から我が家に下宿する事と成った。
部屋を一つ空けなければ成らないので、私と弟が一つの部屋に入る事に成った。
今までは、何の考えも無く一人エッチをしていたが、今後は難しくなると益々落ち込んだ。
しかし、18歳の若い女性が我が家にやってくる。
これは、これで素晴らしい事だ。
美人ではないが、18歳の娘だ。
心は、ウキウキして来る。
今までは、毎年2回位しか会っていなかったが、毎日会えるのだ。
ひょっとすると、寝てる姿や、風呂に入っている時や、洗濯物も見れるのだ。
すっかり、幸代の事を忘れて貞子を思い浮かべるジョーケンだった。
つづく
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