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昭和40年代の中学生 第3話 [青春小説]

第3話

☆美知子のおっぱい

ジョーケンが初めて美好と口を利いたのは、1週間ほど後の事である。
何時もの様にセンター後方で、球拾いをしている様に見せかけて美好に近寄っていた時である。
野球のボールがコロコロと、テニスコートの中を転がって行った。
チャンスとばかりに、ジョーケンは懸命に追いかけた。

ドスン!バタン!
と、ジョーケンは何かにぶつかった。
何と、同じクラスの美智子にぶつかって、美智子が倒れていた。
ジョーケンは、鼻を激しくぶつけていた。
目から星が飛んでいた。
直ぐに、倒れた美智子に「大丈夫、ごめん」と謝ったが、足が痛いと言って座っていた。
すかさず、近くに居た美好が、保健室へ連れて行かないと・・・・・・・・
私に、「おぶって保健室へ運んでよ」と、大きな目を私に向けて言っている。
初めて会話をしたのに、命令口調で言われてしまった。
恋は、難しい。
もっと違った形で、会話をしたかった。

仕方なく、美智子をおぶって保健室まで行く事にした。
美智子は、美人では無いが巨乳だ。
一度は、触れて見たいとも思っていた。
大チャンスである。
背中に、美智子の巨乳を感じる事が出来る。
保健室までは遠いけど、何と無く嬉しかった。
ジョーケンの股間は、徐々に緊張して来ていた。
歩き方も、何と無くぎこちなく内股に成っている。
顔は、赤みを帯びていて何と無く上気している。
鼻からは、一筋の赤い血が流れている。
付き添っていた美好が気付いて、タオルで拭いてくれた。
「鼻を打ったのね!」
「ウン、涙も・・・・・」
美好が、ジョーケンを覗き込む様にして話してきた。
やっぱり、可愛い
でも、美智子の巨乳も・・・・・・
何て幸せな日なのか、このまま保健室でデートをしたいと思ったが、現実は厳しかった。
保健室のおばさんに、追い出されてしまった。
「チクショーっ!」

幸せは、一瞬にして終わってしまった。
股間の緊張は、トイレでなだめて終わらせた。
まだ暫くは、美知子のおっぱいの感触は忘れそうに無い。
幸せな、一時だった。
何でかな。


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